マイク・アダムス(ヘルスレンジャー)
by Mike Adams, the Health Ranger
ダン・ハーリーのレポート
1890年に遡ると、アメリカでは、年当たりおよそ10万人につき1人の子供が1型糖尿病で死んでいた。早送りして21世紀に戻ると、その数字は24人にもなっている。学者たちは、1型糖尿病(あるいは若年性糖尿病)で死亡する子供の数が、毎年3%増加していると概算しており、この数字は減る兆候 がない。
肥満と過剰な糖分摂取と密接な関係のある2型糖尿病が、危機的なまでに高い率で増加していることはマスコミや医学情報誌でも言及されているが、同様に増加しているにもかかわらず1型糖尿病のことはあまり語られることがない。
調査ジャーナリストのダン・ハーリー(DanHurley)は、彼自身が1975年に1型糖尿病と診断された人だが、糖尿病について調べたことをレポートに編集し、その中で一般に人々が信じているよりも遥かに糖尿病が流行していると指摘している。一般的には、1型糖尿病は珍しい病気であり、遺伝子要因で発達すると信じられているが、さまざまな事実を 見ると、若年性糖尿病は、環境要因もしくは生活スタイル要因(つまり2型糖尿病と類似した要因)で発生している可能性がある。
ハーリーは、彼の著書で、糖尿病とその急増の理由と考えられるものを、5つ挙げている。それは、自然の日光に当たることの不足、免疫を生む自然の病原菌(皮膚にある)の滅失、乳幼児の段階で牛乳に曝露すること、汚染物質と発ガン物質に常時曝露していること、総じて子供の平均身長や体重が増加したこと によりインスリンを生成するベータ細胞の生成が加速されたことである。
ハーリーは、1型糖尿病の症例を国が追跡する仕組みがあれば、この病気の原因を突き止める上で、研究者の助けになるだろうと言っている。
参照元:
http://www.eurekalert.org/pub_relea...ヘルスレンジャーのコメント
自然療法界では既知の事実であるが、いつか西洋医学も追いつくことだろう。殺菌・加工された牛乳を飲むと、1型糖尿病のような自己免疫疾患を促進することになる。
同時に、西洋社会では、ビタミンD不足が大流行している。ビタミンDが欠乏した状態の人々に、大量のワクチンや乳製品を注入すれば、1型糖尿病のような自己免疫疾患が急増してもあまり不思議はない。
それでも通常医学は、いつもながら、1型糖尿病(だけでなくガンや2型糖尿病もだが)の本当の原因についてまったく無知なままである。医療の枠組み 自体が、こうした病気の原因が環境要因(化学物質、食事の選択など)にあることを認めないのであるから、患者に解決策を提供するのも無理である。そのた め、患者は、自己免疫障害の本当の回避策を教えてもらえず、死ぬまで危険な化学医薬品漬けになる。
アメリカの病気治療システムとしては、珍しくないことだろうが・・・
(翻訳:為清勝彦
Japanese translation by Katsuhiko Tamekiyo)
原文の紹介・関連情報
原文 Scientists cannot figure out why type 1 diabetes is rising three percent every yearNaturalNews.com