スペイン風邪(1918年)で効果のあった治療法

投稿日: 3/25/2011


キム・エバンス(市民ジャーナリスト)

By Kim Evans

1918年のインフルエンザ流行では少なくとも2千万人が死亡しているが、それに関してエリアノラ・マクビーン(EleanoraMcBean)博士(自然療法医)が優れた情報を教えてくれる。薬に頼った医者や病院は「インフルエンザの症例の33%で治療に失敗している。その一方で、バトル・クリーク、ケロッグ、マクファデン健康回復所などの非医療機関の療養所では、ほぼ100%治療に成功している」と彼女は言う。

この記事の読者であれば、医薬品が、身体の病気に対する解決法にはなりえないことは理解されているだろう。しかし、ジョン・ハーベイ・ケロッグ博士が運営していたバトル・クリーク施設で100%近い回復率が達成できたのは何故かご存知だろうか?


医薬品なしの治療法



ケロッグ博士が編集した「スペイン風邪の治療」というタイトルの1918年の記事に、お勧めのインフルエンザ対処法がある。

第一に、患者は1日に2回、水浣腸を行い、腸を洗浄した。1~2リットルの温水を使用し、汚物が完全に取り除かれるまで、徹底的に腸内を洗浄した。発病のときから、完全回復するまで、浣腸は続けられた。

第二に、患者は、毎日3~4リットルの水または果物ジュースを飲み、腎臓と皮膚を通じた排出を促した。就寝中を除き、30分おきにグラス一杯を飲んだ。糠などの繊維を、オートミールや米などの食事に混ぜ、腸の活動を促し、有害物の排出を促進した。

短めの温水浴(風呂)と「温毛布パック」で、熱と、背中や足の痛みを緩和させた。温毛布パックでは、毛布を熱水で濡らし、絞り、我慢ができるぎりぎりの温度にする。この温毛布で12~15分間、身体をくるみ、更に外側を羊毛の毛布で覆う。頭部は温めないようにした。脈が速い場合、氷嚢を心臓の上に置 いた。非常に高熱が出ている場合、温毛布パックの時間は4~5分に短縮させた。

頭痛には冷湿布を使用した。熱が高い場合、短めの温毛布パックの後すぐに、冷湿布を使用して熱を下げた。

1918年の段階ではそれほど普及していなかったため言及されていないが、インフルエンザにかかった場合、砂糖、加工食品、ジャンクフードを避けるべきなのは自明である。これはインフルエンザに限らず、身体が警告を発しているときには常識である。患者たちは、熱が下がった後も、4~5日を安静に寝て 過ごした。

以上のような方法を合理的に適用することによって、インフルエンザ(および、しばしばインフルエンザから発生する肺炎)による死亡数を、ほとんどゼ ロにすることができると、記載されている。この方法を適用した人々がどうなったのか、事実を見れば、この報告は正しかったことがわかる。

(翻訳:為清勝彦 Japanese translation by Katsuhiko Tamekiyo

原文の紹介



原文 http://www.naturalnews.com/026998_cleansing_influenza_foods.html

NaturalNews.com

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